2014年06月08日

コールマンのケロシンストーブ

コールマンのケロシンストーブ
Coleman Exponent Multi Fuel Stove 550B725
コールマンと言えばランタンでもストーブでもホワイトガソリンが代名詞ですが、これはケロシンもOKなヤツ。
新品箱出しではホワイトガソリンか自動車用ガソリンかのデュアルフュエル仕様で、ジェネレーターを、付属のケロシン用に交換すると灯油専用になる、、、というもの。
灯油モノなため、例によってコールマンジャパンでは扱いが無く、アメリカからの並行輸入品です。

色とロゴの雰囲気が違うので最初気付きませんでしたが、コールマンシングルバーナーの代表選手スポーツスターとは似ても似つかぬその直線的なタンクのシルエットに見覚えがあるなと思ったら、米海兵隊制式採用の、ピーク1ポケットストーブそのものではありませんか!?
10年以上昔、軍放出品はとても高嶺の花で、いつかは欲しいなと思っているうちにいつの間にかピーク1シリーズから無くなって入手をあきらめていたものでした。

実際の使用感などをネットで漁ってみると、「プレヒートのこと考えた設計になってない」、「どうしても綺麗な青火に安定しない」、、、などなど、灯油使用時の評判がすこぶる悪いですが、手間のかかるプレヒートや暴れる炎などはかえって野営でこその趣き、そこにスマートを求める向きはホワイトガソリンかガス式のストーブを使うがよいですね。

灯油が使えるシングルバーナーと言えば、名器MSRドラゴンフライも使ってみたのですが、燃料ボンベ別体ゆえの仕舞いのかさばり、軽量にこだわったためホースの丸めグセに負けて本体が浮き上がってしまう不安定感、、、などなどがどうもしっくりこなくて、自分としたらこっち、コールマン・エクスポーネントに軍配です。

この、ギュッとしたコンパクト感とどっしりした安定感、五徳部分や調整ダイヤルなどのつくりのチープさが、ときどき暴れる炎とあいまってアウトドアの趣きバツグンです。








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Posted by りょう介  at 15:39 │Comments(0)キャンプギヤ

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